ユニットケアによる、一人ひとりに合わせた介護

 特別養護老人ホームには大きく分けて、「従来型多床室」と「ユニット型個室」の2種類があり、当施設ではユニット型個室のケアを導入しています。
 従来型多床室では、多くの入居者様を効率良くケアすることが求められ、生活を営む上で必要な食事や入浴、睡眠などで様々なサービスが画一的な「集団ケア」になる側面を持ちます。一方でユニット型個室は、 10人前後の入居者様を1ユニットとして形成し、個室によってプライバシーが守られ、一人ひとりの個性を尊重します。少人数で生活することで顔なじみの関係性を築くことや、いつもの職員がいることで安心して暮らしていただき、自宅に近い環境でのケアを目的とする「個別ケア」を実現するための施設形態です。
 ユニットケアとは、入居者様の尊厳を支えるケアを念頭に、入居者様の多様性と価値観の違いを理解し、日々の安全な暮らしを保証する仕組みを作り、専任のユニット職員によって実践される介護といえます。
 質の高いユニットケアを目指して、当施設ではユニットケア推進委員会を設置して毎月、ケアの評価、目標を掲げて実践する取り組みを行っています。このように「個別ケア」に専念できる環境を整えることで、入居者様のえくぼが自然に溢れるサービスを提供します。

居室・ユニット紹介

1階

1階 居室ユニットA
おみなえし

1階 居室ユニットB
はぎ

2階

2階 居室ユニットA
なでしこ

2階 居室ユニットB
ふじばかま

2階 居室ユニットC
せり

2階 居室ユニットD
なずな

3階

3階 居室ユニットA
おばな

3階 居室ユニットB
ききょう

3階 居室ユニットC
はこべら

3階 居室ユニットD
ごぎょう

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対応が可能な医療行為

医療行為対応
胃ろう△(人数制限あり)
バルーン
ストーマ
在宅酸素
インスリン×
褥瘡
感染症△(疾病により要相談)
看取り
透析×
たん吸引

人生の終末期に納得のいく生活をしていただくために

 人は高齢になると、意思の疎通が難しくなることがしばしばあります。そうなった時に、治療方針等判断に迷う場合も大いにあると思います。予め口から食べる事が出来なくなった場合や、延命治療についてメリット・デメリットを確認して、事前に話し合われる事をお勧めします。
また、えくぼでは終末期のみならず様々なご相談も承っていますので、お気軽にお問合せください。

お看取りについて

 えくぼでは、看取りの体制を構築することが出来ました。入居者様やそのご家族が最期まで安心して生活できる環境を整えています。
看取り体制は、介護士だけではなく、看護師をはじめ他職種とも十分な連携を取れることにより、はじめて成立ちます。えくぼでは、ともクリニック様(さいたま市緑区)、かみむら歯科矯正歯科クリニック様(越谷市)、草加センター薬局様(草加市)等の支援のもと、安心できる看取り体制を確保し提供します。